ふじさきゆうやのブログ

陰キャオタクがとにかく好き勝手言いまくります。TwitterID→@KKEalter

LOLでシルバーになりたくてランク戦に励んでいる雑魚。

 

 

League of Legendsをプレイしたことがない人間には、読んでもあまりよくわからない記事だろうが、他のゲームでもなんでも、ランクマッチにのめりこんだことがある人間なら多少は面白おかしく読めるだろう。知らんけど。

とはいえ、基本的にはLOLプレイヤーでないとよく分からないだろう。

 

 

 

 

 

 

LOLのランクは闇

League of Legendsとかいうゴミゲームを始めて、もう結構なことハマってやっている。

ランクはブロンズ。

“ブロンズ”という響きで分かる通り、カスみたいなランクだ。

このゲームは、アイアン→ブロンズ→シルバー→ゴールド→プラチナ→ダイヤモンド→マスター→グランドマスター→チャレンジャーという順に上がっていく。

 

更に、その中で、ブロンズ4→ブロンズ3→ブロンズ2→ブロンズ1→シルバー4→シルバー3……と細かく区分がある。

一年半くらいLOLをやっているが、俺はいまだにブロンズだった。

 

アイアン~ブロンズというのはゲーム的には初心者帯のランクだ。

しかし、このゲームには何年やってもアイアン・ブロンズ帯にいるやつが掃いて捨てるほどいる。俺も一年以上やってブロンズなのだから、そういう“常連”になりかけている。

 

LOLにおける低ランクというものは本当に地獄だ。しばしば“魔境”などと言ってネタにされるが、言い得て妙だ。

普通、どんなゲームでも、巧拙関わらず、

チーム全員が勝つつもりで試合に臨むものだが、このゲームは意図的に敗北しようとする人間が結構いる。

(真面目にプレイしない連中のことをこのゲームでは“トロール”と呼ぶ。)

 

最初は真面目にプレイして、試合中に萎えてしまい、テキトーにプレイするとかいう話ならばまだ人間味があって理解出来る。

しかしLOLには、最初から負けるためにプレイをする人間がいるのだ。

 

直近の試合で敗けて萎えて他のプレイヤーにも同じ思いをさせたいからか、

単純に味方を不快にさせるためか、

或いは、低レート帯で無双するために高ランクプレイヤーがサブ垢でランクを意図的に下げるためか。

マジで本当にリアルで冗談抜きで、嫌がらせをするためだけにプレイしているやつがいる。

ハンターハンターで言うところのトンパが無数に存在するのだ。

 

 

ハンター試験の合格が目的ではなく、ハンター試験受験生の妨害を目的とするトンパ。
まさに低ランクのLOLプレイヤーそのものだ。

 

 

アイアン~ブロンズの低レートは“トンパ”が非常に多いのだ。

もちろん、普通の初心者もいる。だからこそ、ゲームはより混沌を極める。

メンタルの弱い初心者なんかは、数戦もランクをプレイすればトロールや暴言、ランクマッチの仕様(※)で心がボロボロになる。

(※通常、この手のゲームのランクマッチは底から始まって上がっていくものだが、LOLはまず中級者の試合にぶち込まれて、負けるたびに段々と周りのプレイヤーのレベルが下がっていく。最初の50戦はカモられ続けてほとんど勝てないだろう。)

 

俺含めて、LOL のランクをやっていたら人は皆凶暴になっちまう。

 

余談だが、今LOLで有名な配信者が、低レートの闇を暴くという企画をやっておりそこそこ人気を博している。

LOLはトロールが全くBANされず無限にはびこっているので、トロールたちの試合を観て、運営に通報するという企画だ。

こんなものが企画として成立している時点で本当におかしいよな。

 

 

 

 

TOPで使用するチャンピオン

俺はWonderland Warsでは、サイドのソロレーンに行くファイターキャラを愛用していて、ファイターキャラであれば勝率が60%程度あった。

LOLにもそれがそのまま当てはまるかはともかく、「俺はTOPレーンが向いているんじゃないか」と思って、ランクではTOPをメインにこすることにした。

正直、その読みは当たっており、俺は他のレーンに比べ、TOPレーンでの勝率は目に見えて高かった。

 

 

(一番上がTOPレーン。MIDもソロレーンではあるが、邪魔な介入が入るのでやめた。

BOTレーンは一時期プレイしていたが、デュオレーンなので相方の野良サポートに死ぬほどキレ散らかすことが多く、ストレスに耐え切れずやめた。)

 

 

 

 

2022年の戦績。TOPレーンで使っていたものは勝率が60%超えているが、後述する“スイッチ”が入った状態になると、様々なレーンで様々なチャンピオンをプレイした。

2022年は70体くらいのキャラクターをランクで使ったが、これは真面目にランクをやっているプレイヤーでは有り得ない多さ。

 

 

 

 

意外と見た目がカッコいいマッチョ。声も渋くてカッコいい。

 

俺はTOPレーナーのヨリックというチャンピオンをメインに使っていた。(スクリーンショットの一番上のやつ)

ヨリックは、低レート帯で無双出来るキャラクターの一人で、俺は同レート帯ではレーン戦でまず負けなかった。

カウンターチャンピオンを出されても、ビルドパスやルーンをそれ用に組んで勝つ自信がある。

イレリアやトリンダメアくらいのカウンターチャンピオンであれば、実際勝てる。

(対面が熟練の使い手であれば俺のヨリックも負けるかもしれないが、イレリアもトリンダメアも低レートではポテンシャルを引き出せないので、レーン戦で負けたことがない。)

 

余程しつこく他のレーンからの介入があるか、相手がシンプルに自分よりレーン戦が上手くない限りは大体勝つ。

敗北している試合も、レーン戦だけで見たら俺は対面に勝っている試合がほとんど。

他の味方がボコボコにされすぎて、俺一人だけではキャリー出来ないとそのまま負けてしまう。

 

それに俺は座学が全く苦じゃないタイプなので、YouTubeにある上位レートのリプレイを漁って、カウンターチャンピオン相手にどういう立ち回りをしているのか事前に学んでいる。

YouTubeにあるリプレイを漁り尽くしたら、ヨリックのランカーのリプレイをDLして、観たりもした。

カウンター且つ、相手もそのキャラを使い慣れていて、且つヨリックの殺し方を熟知しているでもない限り、そうそう負けないと思う。

対面をぶちのめして、ソロでヘラルドをとって、相手のTOPのクリープを食い荒らして、タワーもバキバキにして、時にはソロでバロンを取って、

正直「俺がこんなに頑張ってもお前ら勝てないの?」と思うことがしょっちゅうある。

 

 

ヨリックは別に楽しくて使っていたわけではない、勝てるから使っていた。

楽しくて使っているならともかく、勝つために使っているチャンピオンで負けると異常に味方に対して腹が立つ。

そういう敗北を重ねると、「どうせ自分が何を使っても負けるのだから、もう好きなやつを使って自分だけが楽しめるようにしよう」という思考になる。

 

本来であれば、LOLのランク戦というものは、ある程度使い慣れ、対面に勝つ自信のあるキャラクターを出すもので、使ったことのないキャラクターを出すのはあり得ない。

 

しかし一度スイッチが入ると、全く使ったことのないキャラクターを使いだしたり、オフメタと呼ばれるネタ的なピックをするようになる。

もちろん、初めて使うキャラクターやネタピックを使うのだから、更に連敗する。

個人ゲームならともかく、チームゲームのランクで使ったことのないキャラクターを使い、連敗する俺はまさにトロール。

 

 

昨年のシーズン、俺は最高ブロンズ1まで上がり、シルバー4が見えたと思った矢先、連敗に次ぐ連敗。

その後も、シルバーが見えそうになると連敗が止まらなくなり、ブロンズ4、或いはアイアン1に一気に降格した。

三連休があれば、三日間ランク漬けでずっとやったりもした。

その時の結果は5勝27敗だった。

 

このゲーム、『味方運』や『絶対に勝てない試合』というものは確実に存在する。

しかしそこまで敗けまくるのは明らかに俺の“トロールスイッチ”のせいだろう。

 

「そこまで楽しいとは思わないけど勝てるからヨリックを使うか」

「ヨリックを使って勝てないならなんのためにヨリック使ってんだよ。どうせ敗けるなら楽しむために好き勝手遊ばせてもらうわ」(トロールスイッチON)

更に連敗してポイントを燃やす。

十数連敗

 

みたいな。この流れが本当によくない。

勝てるチャンピオンを選ぶのも大切だが、何より自分が楽しめるチャンピオンを使わないと俺の性格的にいつまで経ってもランクが上がらない、ということに気が付いた。

 

 

 

 

 

 

グランドマスターにアドバイスをもらう

昨年はトータルで800戦くらいランクを回した。

ブロンズ1になって十数連敗してアイアン1まで落ちる、それを7~8回くらい繰り返したもんだから、俺はもう完全に萎えてしまった。

昨シーズンはすっかりシルバーに上がることを諦めてしまい、ランク戦をやらなくなってしまった。

 

とはいえ、いつかはシルバーになりたいとは思っていたので、

ある日、LOL内では有名なグランドマスターの配信者に、「どうやったらランクが上がるだろうか」と尋ねたところ、「チャンピオンを絞りなさい。以上!!」と言われた。

試合のリプレイも観た貰ったのだが、ちょうどトロールスイッチが入った状態の試合で、「キャラクターの理解が浅すぎる」と指摘された。

 

俺もそこまでの高ランクの人に、助言を貰うのは初めてだったので、

「確かにその通りだよなぁ…。グランドマスターが言うなら間違いないよなぁ。次のシーズンは俺もキャラクターを絞ってプレイしよう」と決意した。

 

 

 

 

新たなソウルチャンピオンを発見する

「チャンピオンを絞れとは言われたけど、言うて使ってて楽しい、ヨリック以外のチャンピオンを見つけたいよなぁ」と思い、色々触りまくった。

そこで見つけたのがシンジドというチャンピオン。自分が歩いたところに毒を撒いて、追いかけてきたやつを殺すというコンセプトのキャラクター。

 

 

見た目もカッコよく素晴らしい。とんでもなく癖が強く、結構嫌われてるキャラクター。


ヨリックは集団戦に参加せず、黙々とタワーを折る。それを止めに来た相手をぶっ飛ばしてタワーを折る。そんな感じのチャンピオンだ。

シンジドは対照的で、レーン戦は弱く、タワーをバキバキ折るようなタイプではなく、集団戦に積極的に参加していくチャンピオン。

 

結局ヨリックは、どれだけ対面をしばいても、味方が弱くてドラゴンを取れなければ試合に勝てない。

味方が全員アホでもヨリック一人だけで勝ち切る試合もあることにはあるが、ドラゴンが重要視される現環境だと、集団戦に参加出来ないTOPレーナーは弱いんじゃないかと思った。

 

シンジドはレーン戦こそ特殊な立ち回りが必要だが、集団戦がめちゃくちゃ強い。

また、『重傷』というアンチヒーリングの効果を自前で用意出来るのが強い。

(このゲームは『重傷』というメタアイテムを積まないと、一生回復しまくって永久に死なないキャラクターが存在する。低レート帯はそんな知識がないし、そうでなくとも「誰かがメタアイテムを積んでくれるだろう」の精神で誰も重傷を積まず、それが原因で敗けることがある。)

 

そして何より、シンジドは使っていて死ぬほど楽しい。

基本的にはウザいだけで弱いと思われているから、コイツのことを舐めて、追いかけてきたやつが勝手に死んでいく。

歩いているだけで敵が死んでいく様は非常に愉快。シンジドの動きも相手をおちょくっているような感じで本当に面白い、強い、サイコーーー!!!

 

 

ヨリックでも結構MVPを取っていたが、
シンジドはそれの比じゃないくらいMVPを取れる。



まだ新シーズンは始まったばかりだが、シンジドの勝率が異常に高い。



多分、シンジドはキャラ性能的にも俺に合っているのだろう。

まだまだシルバーまでは遠いが、今年こそはシルバーにイケると確信している。

 




 

 

 

このゲームマジでヤバいからメンタルこそ重要なんだよな

AFK(試合中なのにゲームを放棄)をする連中、

意図的に敗北をしようとするトロール、

特に上手くもない分際で暴言だけは一丁前な連中。

そんな魑魅魍魎が跋扈する低レート帯でランクを回すには強靭な精神力が求められる。

 

俺は最高で8回連続でAFKを引いて負けたことがあるし、5回連続でベトナム人のトロールを引いて負けたことがある。

『味方運』というものが確実に存在するゲームだが、そういう困難に負けずに、“スイッチ”が入った状態にもならずに、一体のチャンピオンを使い続けることが肝要。

今年こそはシンジドだけを使い続けて、シルバーになってやろうと思う。