LOLを始めて一ヵ月。勝率50%未満なのに熱中するオタク。
先月、League of Legends(以下LOL)デビューした。
LOLを始めてから一ヵ月。
毎日プレイしていて、今はサモナーレベル50。
久々にドハマり出来るゲームを見つけたので何やかんやの雑感を書く。
なんで今更LOLなんだよ
まあ、正確には再デビュー。
アカウント自体は二年前から作っていた。
だが、当時は操作が難しく感じてしまい、操作そのものにストレスを感じてしまったのですぐに辞めてしまったのだった。
普段、PCを使うときはふつうにタッチタイプでサクサク入力出来るのだが、PCゲームはLOLが初めてで、PCゲーム特有のキーボード操作に慣れず、キャラクターをまともに動かすことすら出来なかった。
カメラも固定せずにプレイしていたので、画面内に自分のキャラを捉え続けるのも苦労した。
一戦プレイしただけでもなんだか物凄い疲労感があり、一緒にLOLデビューしたふじさきちひろもつまらなそうにプレイしていたのもあって辞めてしまった。
すぐに辞めてしまったといはいえ、アーケードゲームのMOBA『Wonderland Wars』にハマって結構やっていたので、「操作さえまともに出来ればハマると思うんだけどな」というLOLへの未練があった。
何かしらの機会があったらそれ系のジャンルに手を出してみたいと思っていたのだった。
時は流れ、ちょっと前に、ポケモンユナイトがリリースされた。
ポケモンユナイトはLOLに比べて至るところが簡略化されており、MOBA未経験者がデビューするにはちょうど良さそうな作品だった。
ポケモンという題材を扱っているのもあって、同じく未経験の初心者が多そうなところも都合がよかった。
「初心者が多そうなこれを機に俺たちもMOBAリベンジしてみるか」という話になり、ふじさきちひろとポケユナを始めた。
ポケモンユナイトに慣れたら、LOLをやるつもりだった。
バッテリーがへたることを恐れてPCでポケユナをプレイしていたのだが、
「PCでポケユナやるくらいならもうLOLで良くねーか?」となり、ポケユナを三日くらいで引退してLOLをインストール。
二年前は難しく感じた操作も、APEXでPCゲームに慣れていたおかげで思いのほかスムーズに動かせた。
(WASD操作に慣れ過ぎたせいで、手元が忙しくなるとホームポジションがズレていたりするが。)
使用キャラ
「っぱどうせ使うなら可愛いキャラだよな」と最初はアーリを使っていた。
ただアーリはポジション的にゲームを動かせる重要な立ち位置のキャラだということが判明したため、ヘタクソが使っても試合への悪い影響が少なそうで、誤魔化しがききそうなサポーターを使うことにした。
あと、同じ時期に始めたふじさきちひろはADCでミスフォーチュンを使っていたので、
ペアレーンのBOTに行けるという意味でもサポーターが良いのではないかと思った。
そこで使うことにしたのがルル。
昔、youtubeでLOLの可愛いキャラを探していた時に見つけてずっと目をつけていたやつ。
小さくてじゃじゃ馬娘感があってお嬢様口調なのが『Wonderland Wars』のリンちゃんみたいでツボ。
ルル 日本語音声 (Lulu Japanese Voice) https://t.co/2ycwLrs2Fr
— ふじさきゆうや (@KKEalter) 2019年11月15日
コイツ、ハースストーン顔のくせに可愛くない?
オタクなので動画でボイス込みでジャッジしている。
ただ、このルルというキャラは敵と味方でどちらを対象に取るかでスキル効果が変わるため、初心者が使うようなキャラではないらしかった。
しかしまあ、可愛いし、実質リンちゃんだし、好きなキャラなら敗けても楽しくプレイ出来そうなのでルルを使うことにした。
まあ、俺の性格的にはサポートとかいうガラではないのだけども。
LOLとWonderland Warsの違い
さて、いざ実際にプレイしてみると敗けまくり。めちゃくちゃ敗ける。
基本は一緒にLOLデビューした初心者のふじさきちひろとパーティ組んでやっているのだが、まあ敗ける。
正直、ゲームでここまで低い勝率を出したのは初めてだった。
『Wonderland Wars』ではトータル2300戦くらいで、メインで使っていたキャラは二体とも60%キープ出来ていたから多少はやれるつもりだったが、そんなことは関係ない。LOLはゲームとして根本的に違い過ぎた。
もうボコボコにされまくり。
一番大きい違いはCSや、ゴールドという概念があるということ。ミニオンにトドメを刺すことでゴールドを獲得し、そのゴールドで装備を整えることが出来る。
初心者だと意識をしてもミニオンにトドメを刺すことが難しい。
CS差が装備差となって、レベルは同じなのに全く相手に歯が立たないということがよくある。
次にバーストダメージという概念があるということ。
『Wonderland Wars』の場合、スキルのクールタイムがないため同じスキルをMPがある限り連発することが出来るが、詠唱も長ければ硬直も長く、
また、ダウンという概念や、起き上がりの無敵時間などが存在するので使われた分がそのままダメージとしてダイレクトに入るというわけではない。
ノックバックやスタンから連続で攻撃を受けて死ぬパターンは確かにあるものの、体力満タンのフルヘルスの状態から一瞬でキルされるということはまずない。
しかし、LOLは基本的にスキル硬直が短い(ほぼ存在しない)ので、スキルをコンボ的に繋げられて2~3秒でデスすることがよくある。
初心者のうちはキャラの特性やスキルを知らないことも相俟って、初見殺し的にバーストダメージからのキルを毎試合喰らうことになり、理不尽に思えてくる。
他にも、経験値をチーム内で共有していないから1デスするだけでも対面とめちゃくちゃ差がつくことや、視界の確保、中立ミニオンの存在など、意識しなければならないことが多く難しい。
だが複雑なだけあってその分選択肢も多く、何を優先して何を捨てるか、何をするのがベストか、を考える必要があって面白い。
殊にサポートというロールは視界の確保が一番の仕事なので、どこにワードを置いて視界を確保するのか。
そして危険な敵陣にいつどのタイミングで行ってワードを置くのが安全か、など考えなくてはならない。
またルルは味方強化のスキルを持っているので、味方の誰が一番強くて誰を強化するのがベストなのかも見極めなければならない。
かなり大袈裟だが、自分の使わないキャラでもある程度の知識がなくてはパフォーマンスを十分に発揮出来ない。
(レベルが高くてもレーン戦で強く集団戦で弱いキャラにバフをかけてもあまり意味がない。)
LOLの面白いところ
全体的に初心者に厳しい難しいし、敗けまくるし、普段の俺なら辞めてしまいそうだが、それでもなお続けてしまう魅力がLOLにはあった。
勝ち筋が色々あり、「この状況から逆転出来るのかよ」という試合がめちゃくちゃ多くて、そういう試合を経験すると中毒になってしまう。
Wonderland Warsでいうところの拠点を全部折られた状況ですら、味方の育ち具合によってはワンチャンあったりする。
敵チームとのキル差が凄まじくても、味方の一人がめちゃくちゃ成長して1vs5でも敵全員キルして勝ったりだとか、
チーム全体としてはかなり劣勢の状況でも集団戦を奇跡的に制して中立ミニオンのバフ取って勝ったりだとか。
なまじMOBAを齧っていただけに「この絶望的な状況から勝てるってどういうことよ?」という試合が多くてビックリする。
実際は、育ったら強いキャラだったり、レーン戦では弱くても集団戦になるとめちゃくちゃ強いキャラだったり、そういう理由があって最終的に勝利に繋げられているのかも知れないが、本当にどこから勝ちにつながるか分からないという面白さがある。
また、複雑なゲームなだけあって、操作技術以外でも上手くなれるのもいい。
解説サイトや講座動画などでミニオンの挙動だったり、立ち回りだったりを意識して改善することで割と早めに目に見えて成果が出るのは面白い。
APEXだと、なんだかんだで実際にエイム練習だとか実戦だとかをやらないと中々上手くならないが、LOLは座学だけでも上手くなれる要素が多い。
とか偉そうなことを言っても勝率で見たら50%には程遠いのだが……。
それでも座学だけでも結構勝率が伸びて成果が出た。
(元々が低いからちょっと勝ったらすぐ伸びる、というのもあるかも知れないが。)
敗け試合でも、終わったあとで試合動画を見返すと、明確な反省点がザクザク出てくるのでそこを気を付けて改善していけば、少しずつでも結果として出てくるのはこの手のゲームの魅力か。
そんなこんなで敗けていても続けてしまう魅力があるLOL。
いつまでこの熱が続くかは分からないが、しばらくはLOLをやっていそうだ。
オタクキッズ諸君も無料なので良ければ触ってみて欲しい。