ふじさきゆうやのブログ

陰キャオタクがとにかく好き勝手言いまくります。TwitterID→@KKEalter

理想のVtuberを求めて。

 

ハロー、オタクキッズ諸君。

 

 

皆はVtuberは好きか?動画を観たことがあるだろうか?

今や掃いて捨てるほどいるVtuber。

人気も凄まじく、一流クラスともなれば度々ネットニュースやトレンドワードになる。

TwitterでもファンアートやVtuberのツイートが回ってきて、YouTubeのレコメンドでも切り抜き動画が表示されたり、或いはゲームや商品とコラボして、興味がなくても目に入る時代だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺のフォロワーは硬派なやつが多いので、俺のTLに限って言えばVtuber好きは全然多くない。寧ろ嫌いなフォロワーの方が多いので、Vtuberのツイートをするとミュートにされるか、ブロックされてしまう。

では現在、俺自身はVtuberが好きなのかどうかで言うと、どちらでもない。

マリン船長は好きだが、俺はほとんど切り抜き動画でしか観たことがないし、もっと言うと、今現在のマリン船長の動画に費やした時間は恐らく五時間もないであろうエアプだ。

 

 

 

今でこそマリン船長が好きな俺だが、最初はVtuberを毛嫌いしていた。

俺はそもそもYouTuberそのものに良い印象を抱いてなかったので、Vtuberに対して、「YouTuberが金を巻き上げる新しい商売でも思いついたか」くらいに思ってた。

キズナアイが出てきた当初なんかは、「なんだこの初音ミクのパチモンみたいなやつは」と割と否定的だったが、よくよく声を聞いてみると、確かに声は可愛いし、見た目もゴテゴテしすぎず愛らしいので「まあ受けるやつには受けるかもな」とその人気に納得した。

以降も続々と輝夜月や電脳少女シロといった新たなVtuberは登場して、その辺になるとハマっているフォロワーをチラホラ見かけたが、その時も俺自身はVtuberにハマらなかった。

ふじさきちひろやロズウェルといったふじさきファミリーの面々も、「電脳少女シロおもしれぇよ」と言っていた時期があり、俺は「いつからそんなに軟派になっちまったんだ?」とガッカリした。

 

 

そこからしばらくして、にじさんじやホロライブといったVtuberが出現。

俺の好きなイラストレーターのあかさあいが「デザインしたVtuberがデビューした」的なことをツイートしていたので、興味本位で見てみると赤を基調とした海賊の見た目のドンピシャなデザインのキャラがデビューしていた。それが宝鐘マリンだった。

俺はクイーンズブレイドのリリアナがめちゃくちゃ好きで、また、赤色の服を着ているキャラが好きなのでマリン船長はデザイン的に超刺さった。

マリン船長の登場あたりから、「別にVtuberは好きじゃねえけど、マリン船長だけは見た目いいし特別だよな」と思うようになった。

しかしまあ、好きなのは見た目だけで、動画は全く観ていなかった。好みのファンアートやイラストを保存するだけ、といった感じだ。

 

 

 

マリン船長はデビューしてからかなり順調にファンを増やしていたようだった。フォローしている他の絵師も頻繁にファンアートを投稿したり、YouTubeに切り抜き動画がオススメに出るようになった。

そこまで人気ならと試しに俺もマリン船長の切り抜き動画を観たら、(非常に悔しいが)意外と面白くて笑ってしまった。別のVtuber相手にミニモニテレフォンを歌うも、古すぎて伝わらないみないな内容の切り抜き動画だった。

かつてのドルヲタ時代の記憶もあいまって、ミニモニの懐かしさ、ハロプロ周りのネタ、ということで不覚にも笑ってしまった。

一人で留守番している間に、親の所有しているAVをこっそり観て、「何時に帰ってくるの?」と頻繁に親に電話してバレないようにしていたという話なんかは、俺も全く同じことをやっていたので共感できた。

他にも、サクラ大戦だのなんだので懐かしいネタが多くて「この女、案外面白いな」と評価を改めたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

マリン船長はホロライブに所属したVtuberなので、他のホロライブVtuberとよくコラボ配信をしていた。

そこから「このVtuerはなんなんだい」とコラボ先のVtuberに興味が湧く。で、今度はソイツの単体の動画を観てみるという蟻地獄。

 

①AとBのコラボ。(百合営業)

②Bに興味が湧く。

③BとCのコラボ。(百合営業)

④Cに興味が湧く。

 

以降、無限ループ。リアルのアイドルコンテンツでもよくあるアレだ。

ハマるやつはここで沼にハマるのだろうが、俺はどうやら沼にハマるほどの適性はないようだった。

興味を持ってコラボ先の動画を観るも、まあ面白くない。シンプルに話が面白くない。

面白いと思ったマリン船長でさえ、よくよくみると、オタク向けのあざとい痴女営業や過剰な百合営業が多くて辟易してしまった。

 

リアルアイドルが好きで、アイマスやラブライブにハマっていたので、この手のコンテンツの適性はあるはずだと思うのだが、どうも俺にとってはVtuberには何か引っかかるものがあるようでそこまでハマらずにいた。

 

 

そこからは特に切り抜きも観ず、俺はオタク活動していたのだが、

2021年のいつだったか、キズナアイの動画がRTされてTLに流れてきた。

キズナアイはさほど興味がなかったが、以前よりもVtuberに対するヘイトはなかったので「こいつってどんなんやつなん?w」と視聴。

キズナアイは毎日おはよう動画を投稿していた。

「おはよう!今日は〇月×日△曜日!!~~~の日!!」とその日がなんの記念日かについて話す。例えば本日7月12日だと、人間ドックの日だ。最後にじゃんけんをして「いってらっしゃい!!」で締めるのがお決まりのパターンだ。

 

そのおはよう動画シリーズががとにかく可愛かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



俺はそれまでロクにキズナアイを見たことがなかったけど、他のVtuberと違って中身の人間が主張していなくて、一個のキャラクターとして存在しているのがめちゃくちゃよかった。

 

マリン船長など、今まで見てきた他のVtuberは、キャラクターとしての設定はあるものの、中の人間のリアルの話をしまくるし何だかんだ言っても所詮はただガワに過ぎない。うんこもするし、屁だってぶっこく。そういう人間味があるのがいいという人間もいるだろうが、俺にはそれが刺さらなかったようだ。

キズナアイは一人の人格として、バーチャルアイドルとして存在しているし、うんこもしないし、屁もこかない。食べ物も食べない。そういうしっかりしたキャラクターを演じているのがいいなと思った。

プロ意識の高さというか。ももちを彷彿させるプロ意識のスピリット、キャラになりきるぞという方針が気に入った。これこそが俺の求めていたヴァーチャルなYoutuberなのかも知れない。

 

 

ただまあ、残念ながらキズナアイは活動休止してしまったし、ゲームをプレイしている動画も観たけど、全く面白いとは思わなかった。

話も面白くてキャラも徹底されているVtuberが現れるまで、俺は“完全な”Vtuberオタクになることはなさそうだ。

 

 

 

 

 

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