【ネタバレ注意】SAOオーディナルスケールを思い出しながらツッコむ
この記事は劇場版ソードアートオンラインのネタバレ要素がガンガン含まれているので今後観る予定がありまだ観ていない人は絶対に読まないように。
あと、どちらかと言うと自分は「オタクが騒ぐほどではなかったな」と思ったタイプなので、「SAOの映画は文句なしで100点満点だぜ!!オーディナルスケール、起動!!!!」と思うファンも読まない方がいい。
因みに自分はアニメを観ただけのニワカだから、原作事情とかは全く知らん。
それにしても長かった・・・あまりにも長い。八週連続特典配布と聞いて、配布特典が豪華なときに観ようと決めていた。かなり長い間待ったけれども、配布特典がクオリティが高くて待った甲斐があった。
因みに今週は描きおろしのポートレートが配布特典。これがめちゃくちゃ大きい。
週刊少年ジャンプが182×257、配布されたポートレートが色紙サイズらしいので242×273。そう考えると大分大きいことが分かると思う。
最近のアニメ映画の特典は色紙、フィルム、小説、と本当に豪華だから一回しか行くつもりのないオタクは、欲しいと思った時に行くのが吉だ。
あらすじ
芋プレイでSAOを生き残った陰キャラオタク・Eiji。Eijiiは同じくSAOに捕らわれた一人の少女・ユナに恋をしていた。Eijiはビビりだから、SAOでユナが危険な目に遭っても助けることができず死なせてしまう。SAOから生還した後も彼女を守れなかったことを悔む。
ユナのパパは茅場昌彦の恩師であり、Eijiの通う大学の教授。また、今回の映画に出てくる『オーグマー』という機械の開発者。
パパと陰キャラオタクが、オーグマーを使い、SAOを生き残ったプレイヤーからSAO時代の記憶を奪って、その記憶から娘に関するモノを繋ぎ合わせて、今は亡き娘の人格を作ってAIオナニーしようぜって話。
登場人物
・キリト…サイコパス。バイクの免許を取った。俺の“義兄さん”。
・アスナ…おっぱい要員。キリトの正妻。
・スグハ…キリトの義妹。漏れ氏の嫁ですぞw(10年前のオタク風)。
・シノン…キリトの妾。銃使い。人気がある。
・シリカ…キリトの妾。獣使い。可愛い。
・リズベット…キリトの妾。鍛冶屋。
・ユイ…キリトをパパ、アスナをママと呼ぶ。痛いけど可愛いし有能な妖精サイズのAI。
・クライン…キリトのオタク友達。
・ハゲ…バーを経営している黒人ラッパー。 気前がいい。
・Eiji…芋プレイで生き残った陰キャラオタク。糞餓鬼。殺したい。童貞。棒読み。オーディナルスケールではランキング2位。
・ ユナ(亡霊)…まあまあ棒読み。歌が好き。初音ミクのような歌姫で、オーディナルスケールのマスコット的存在。正体はSAO内で死んだ少女。
・ユナのパパ…山寺宏一とEijiの恩師。オーグマーの開発者で一番の棒読み。
・オーグマー…スマフォみたいな万能ツール。オーディナルスケールというゲームをプレイするために必要な機械。リアルではXperia Earという名で萌豚グッズとして販売されている。
・オーディナルスケール…本作に登場するARゲーム。ポケモンGOのように周囲の風景がゲームステージになる。フルダイブVRと違って実際に体を動かすゲーム。頭の上にランキングが表示される仕様。このランキングが高ければ高いほど、提供スポンサーからリアルで使えるクーポンを始めとする特典が貰える。ボスキャラの出現地が事前に通知され、実際にそこに足を運んで戦う。
以下、キリト目線でストーリーを超ハショって追う。()内は俺の感想。
一回しか観ていないから時系列おかしいかも。
序盤はオーディナルスケール&オーグマーの説明。俺は体動かすの好きじゃないからいつものVRゲームの方が好きだぜ。
(シリカのカラオケシーンがあったのだが糞可愛い。「おっお♪おっおっお♪おっお♪おっおっお♪」の曲が結構耳に残る。エンジェルボイスでもうこの映画退場しても満足出来るなと思うレベルで可愛かった。あまりの可愛さにニヤけないように頑張った。
因みに俺の推しであるスグハは剣道部の合宿で田舎に飛ばされた。)
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(オーディナルスケールが流行っていることをアピールする描写。アニメ版のキャラクターたちが登場して、既存のゲームのログイン率の低下を嘆く。スグハに色目を使っている不登校陰キャ発達障害のオタクも2秒くらい登場。なんつー不快な野郎だ。)
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オーディナルスケールにてSAOのボスモンスターが出現。何でSAOのモンスターが?SAOとなんか関係あるんか?撃破ボーナスが旨いからアスナ達が殺しまくっとるけど。あと、何かフードを被った怪しげな少女(ユナ)と出会った。NPCでもプレイヤーでもないし、あいつは一体なんなんだ。「探して」とかほざいていたけど・・・。あと、アスナと星を見に行く約束をする。
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皆がボスキャラに夢中になっている間にクラインのギルドがEijiに襲われ、骨折(笑)する。痛みで動けないところをSAOのボスキャラに狩られSAOに関する記憶を奪われる。(あとになって解説されるが、SAOの敵キャラに倒されることで、SAO時代の記憶を呼び起こし、それを刺激することで記憶を抽出するらしい。関係ないけど、夜にアスナと待ち合わせするクラインギルドのメンバーがスーパー〇リーよろしく強姦集団にしか見えなかった・・・。)
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翌日、クラインと連絡が取れねぇけど・・・。ハゲ曰く「詳しく知らんけどオーディナルスケールのイザコザで骨折した」とのこと。(そこまで調べられてるならEijiに狩られたってことも分かったんじゃねーの?)
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クラインとかどうでもよくね?心配しているのがハゲ一人でワロタ。その後もSAOのボスキャラ狩りに行っていたら、シリカがEijiに突き飛ばされてピンチ!!アスナが庇い、代わりにボスキャラの攻撃を食らってゲームオーバー。(アスナもSAO時代の記憶を奪われるが、この時点で認識はしていない。)
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アスナ「何かSAOの記憶が段々なくなっていくけど・・・」。それマジ?病院行ったら、脳内スキャンされた痕跡があると医者に言われたぜ。ちな、ここ最近オーディナルスケールをプレイしたオタクも同じ症状が発症しているらしい。最悪SAOの記憶どころか、他のリアルの記憶もなくなるかも知れんらしい。俺とのイチャイチャの記憶まで・・・!?このゲームなんか臭うぞ?
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取り敢えず、SAO経験者の妾にはオーディナルスケールをプレイしないように言ったけど・・・。で、シノン、なんでお前はSAOボス討伐に参加しているんだよ。「SAOプレイしていないから抜かれる記憶もない」だって?まあ、そうかも知れんけど、何かあったら怖いからプレイしないでくれや。あとシステムに潜ったユイ曰く、あのゲームが何か怪しいことやっとるのは確定らしい。
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シノンとボスを討伐後怪しげなフードの少女と再度エンカウントするも見失う。(キリト、見失ったことに対し怒りのあまり自動販売機を思い切りブン殴り、その直後シノンに対し「何か飲むか?」と聞く。シノン、ドン引いているが・・・。サイコパスかよ。この映画のギャグシーン。)
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(アスナがどんどんSAO時代の記憶をなくす。夜も遅いのでバイクでアスナを見送り「体調大丈夫か?」と尋ねるキリト。アスナも気遣って大丈夫なよう装っていて凄く健気で可愛い。しかし、キリト、アスナのその返事に全く反応もせずそのままバイクで走り去っていてワロタ。「そうか、じゃあおやすみ」くらい言えや。彼女に対する扱いじゃねーだろ。この映画のギャグシーン2。)
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オーグマーの開発者に「何かお前の開発した機械、脳みそスキャンしているけどアレ大丈夫なん?」と聞いたけどスルーされたぜ。あと開発者のおっさん、SAOで娘を亡くしたらしい。
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怪しげなフード(略)とエンカウント。何なんやお前は。てか、お前が教授の娘か。あー、記憶を失くしているのってやっぱオーディナルスケールが原因なのね。俺のランキングじゃ低すぎてアスナの記憶を取り戻すのは無理と言われるし、ちょっとガチでボス狩りやっちゃいますかー。
(ランキングが低いと何故記憶を取り戻せないのかについての説明はない。ランキング2位のEijiを敵に回すことになるから、今のままじゃ実力が足らんぞってことなのか・・・?)
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アスナの部屋物色していたら日記を発見。アスナが最近の記憶まで失くし始めてる。星を見に行く約束をいつしたのかさえ忘れてしまっている模様。日記を付け始めて、忘れないように努力していて健気でかわいい。しかし・・・このままだと俺とアスナの思い出が完全になくなっちまうのか・・・!?
(ここで何故かおセックスシーンを回想するキリト。もっといいシーンがあるだろ。確かに美少女とのおセックスは大切な思い出かも知れんけどさ・・・)
アスナ・・・可哀そうに。。おっぱいにダイブするぜ!!!結構シリアスなシーンなのにおっぱいダイブでシュールなシーンになっちまったがかんけーし!!!
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ランキング9位になったぜ。Eijiとタイマンすることに。また、ユナのドームライブがあってそこの観客にSAOの経験者が俺以外全員いるらしい。そこのドームにて、SAOボスキャラがフル突撃して、記憶奪いまくって一気にユナのAIを完成させるだって?やべぇじゃん。取り敢えずEijiの首裏についていた筋力増強装置的な機械をぶっ壊したら、身体能力ガタ落ちして余裕で勝てた。急いでドーム行くぞ。
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ドーム着いたら普通にSAOボスたちが大量に湧いとる。オーグマーを外せば危険回避出来るらしいけど、全員廃人だから言うことを聞かん。ドームの出入り口が完全にロックされてるのに、そんな状況でも普通にモンスター狩りに勤しむオタクども。(というか、キリトはどこから入ってきたんだ・・・?最後のガラスをぶち破ったのか?見慣れた景色を蹴飛ばしたのか?)
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(一方、キリト討伐に失敗したことを報告したEiji。教授に「お前もう要らんから記憶だけ頂戴」と用無し宣告される。「なぜ僕の記憶を!?」と慌てるが、計画を考えりゃSAOで一番ユナと長くいたお前の記憶を奪うのは当たり前だろ・・・何を驚いてんねん。使えない駒の烙印を押され、クッソ強いSAOボスキャラを派遣される。)
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オタクにオーグマーを外すよう呼び掛けるも誰も言うことを聞かない。ユナにオタクが言うことを聞かないならSAOの100階のボスを殺せばいいと言われる。でも、プレイするためのVR環境がないよ。えっ?オーグマーでイケるの?了解!
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ラスボス強すぎな。勝てねぇよ・・・と思ったら、スグハ含む今までの仲間が援軍に来て勝った。
(スグハのおっぱいの谷間からユイが出てきた。謎のサービスシーン)
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ラスボス殺したら武器ゲット。その武器でドーム内の敵を殺しまくったら計画を止められたぜ。教授発狂。あと、Eijiもドームに表れて、その光景を見てガッカリする。というか、強いボス相手に低スぺのお前が逃げ切れたのスゲーな。
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「100階のボスをソースにしてるから、ボスが死んだら私も存在出来なくなるんや。じゃあの、キリト」と残しユナが消滅。
(ユナは路上ライブ連発していたから多少なりともSAOプレイヤーは知っとるよ的な情景描写があり、「そもそもユナのことを知らんやつもおるやろうし、そいつらの記憶を奪ってもどうしようもなくね」といった疑問も強引に解消された)
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(1件落着して調子に乗るクライン。ハゲに「お前だけ代金取るぞ!!」と怒られる。つーか、場所も提供して料理代金も全部自腹切っていたの?ハゲ、気前良すぎるな。
一方アスナとキリトは二人で星を見に行っていた。それ、皆と行く話じゃなかったのか。)
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教授、コネで罪を逃れる。政府の人間である菊岡に新しいゲームを見せられて「こ、これは・・・!?」と驚きエンド。
(余談だが、菊岡は光熱斗の父親にめっちゃ似てる)
他のアニメ映画よりも戦闘シーンが非常に多く、また動きも凄く激しい。ヒロインの出番も均等にあり、誰が推しでも楽しめる内容。特にアスナが好きなら、絶対に観た方がいい。挿入歌も中々洒落ていた。
オタク媚のシーンが多くて雰囲気ぶち壊していた様な気がしなくもない。
あと割とアニメでは常識人っぽいキリトがガイジムーブキメまくっていたのに違和感を抱いた。確かに、元々変なオタクではあるが、今作では中二病的な痛さではなくただのサイコパスっぽい痛さがあった。
あと、オーグマー外して切断厨すれば大丈夫と作中度々明言されているのに誰も外そうとしないのが気になった。
キャラクター目当てなら80点くらいだと思うけど、ストーリーが面白いことを期待して観ると肩透かしを食らう、そんな内容。
でも映画としては一応は纏まっているのかな。
2期のユウキ編を純粋に楽しめるなら楽しめるし、楽しめなかったなら微妙に思うかも知れない。
まあ、今後の特典も楽しみなので、あと4周くらいはしそう。
追記 2017/03/19
もう何やかんやで五回くらいこの映画みてる。
Eijiが「俺は黒の騎士と閃光を超えた…」と呟きながら一人でサッポロビールをキメるシーン、冷静に観たら本作でもトップクラスに面白いギャグシーンだった。
あのサッポロビールも、オーディナルスケールのランカー特典の割引クーポンだかで手に入れたものなのだろうか。あいつも結構可愛いところがあるんだな。
しかも、オーグマーを使用して、陰キャ研究室をわざわざ景色の良い港に変えてから飲んでいるのも面白すぎる。
確かに、暗い研究室で一人で飲むよりも、港で飲んだ方がオシャレだし美味しくのめるもんな。
一回目は陰キャラオタクすぎて、死ぬほど嫌いだったEijiだけど、何回か観るうちに好きになってきたな。
男キャラではキリトが一番好きだけど、二番手の黒人ラッパーを超えるくらいには愛着が湧いてきた。
(そもそもSAOは女キャラばかりで、ランキング作れるほど男キャラおらんけど…)
皆も欲しい特典があったら迷わず周回しよう。その価値はあるよ。
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2017/9/19
DVD,BDの販売のせいか、アクセス数伸びてるので追記。
なんやかんやで結局15回も観に行ってたオタク。
頭おかしいのか?上映中に記憶抜かれてるでしょ…