ふじさきゆうやのブログ

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地獄少女 宵伽(四期)一話のあらすじとそれを観た感想。

 

 

この記事はいつもよりも大分書き殴っています。 

気が向いたら読みやすいようもうちょい文練ります。

 

先程、地獄少女の宵伽を観た。amazonプライムで配信されるだろうと踏んで待っていたんだけれども、一向に配信される気配がないので、シコシコ動画の生放送のタイムシフトを観た。

このブログの読者は俺を悪人だと思っているだろうけれども、実はこういう必殺仕事人みたいな悪を裁く存在がメチャクチャ好き。好き放題やりまくって他人からの怨まれているだろうから、実際に地獄少女が居たらいらじあたりに地獄に流されてそうな俺だけど、こういう勧善懲悪モノは好きなんですよ。

怨み屋本舗とか、スカイハイとかも好き。この二つはは別に“勧善”ではないけど。

(まあ、地獄少女が勧善懲悪といえるかどうかは、微妙なところだけれども、まあ大体悪人を裁いているような気がするしこれも一応は勧善懲悪ということで。)

とにかく調子に乗っている悪人が痛い目を見るのは本当にスカッとするんですよね。

 

 

 

 

 

その中でも地獄少女は本当に大好きで、無印と二籠(二期)は多分もう五周くらいは観ていると思う。三鼎ですら三周はしたと思う。

本当に怨みを持つ人間のみが午前0時に地獄通信というサイトにアクセスが出来、そこに対象の名前を書くと、『地獄少女(閻魔あい)』が対象を地獄に流すというもの。但し、自分も死後、地獄に流されるという。

“本当に怨みを持つ”という条件はいつの間にか消滅して完全にないものになっているけど。

まあ、名前も顔も分からないストーカーを地獄流しの対象に出来たし多少は融通が利くのだろうよ。

 

少女雑誌である『なかよし』でもコミカライズされていたのもあってか、深夜アニメなのにも関わらず、あまりハードな動機や描写はない。この手の作品だと、必ずといっていいほど強姦された女が復讐するというエピソードがあるが、地獄少女は俺が覚えている限り強姦された女は一人しかいない。それでも強姦未遂は何回かあるけど。

ニヤニヤしながら「へえー、マブイ姉ちゃんじゃん」と呟くいかにもなヤンキー二人組みですら、のどを潰す薬を飲ませるだけで、決して強姦はしない。意外にも紳士が多い世界なのだ。

そしてまたある時は、血の繋がった妹に恋をした美形の兄が、妹に彼氏が出来るたびに女装して彼氏のちんぽをシャブって寝取る。そんな感じの話がある。

 

 

世界観とか、閻魔あいというキャラが本当にツボなんですよね。閻魔あいの仲間(というか手下?)も『きくり』とかいう爬虫類ブス以外は皆好き。もう本当に地獄少女が好きで、五年くらい前に夕方に再放送されていた時も観ていた。とにかく好きなんだよ。 

 

 

 

てことで宵枷を観た。一回しか観てないから話の流れ違うかも。

 

 

まずOP……何だこれは。ダッセェミュージックを流しながら閻魔あいの肌、肌、肌。露出しすぎや。

オタクに媚び売りすぎでは。

閻魔あいの裸体はな、そう簡単に裸体を見せちゃいけないんだよ。着物か制服、ジャスティスなんだよ。それなのに半分くらい裸を映しているじゃあないか。

こういうのは地獄少女じゃなくて、他の豚アニメにやらせておけばいいんだよ。

 

 

 

さて、今回は、イジメられっ子の復讐回。地獄少女じゃよくある話。

物語始まって早々、LINEのクラスグルで叩きまくってイジメられとる女が居た。授業中にもかかわらずどえらい速さで悪口が更新され書き込まれとる。そしていじめられっ子が悪口を見てションボリするという何とも奇妙な画。

というか、マジでいじめられてたらラインのクラスグループに招待されないんじゃね?

普通にログを見せて誰かに相談しろよ。

 

「ガスが入っているかのように太っているからガス丸だ!」と命名されとったけど、このセンスが何ていうか…。「芋食ってオナラぷー」という書き込みもあったが、それは流石に昭和のセンスだろうとツッコミをいれてしまった。

 

 

夜、地獄通信に“スマートフォンから”アクセスしたガス丸は「クラスのウザいやつら全員地獄に送ってくれ」と頼む。が、地獄に送れるのは一人につき一人までなので当然拒否される。この辺りは新規視聴者へのルール説明の意が込められているのだろう。

しょんぼりして解散するガス丸。

 

 

 

ガス丸、いじめられている分際であるにも関わらず、割と元気に学校に登校しよる。ハブられてはいるものの、クラスのちょい不良っぽい女と仲良くなって何かイキイキしだす。

そのうち「ウチら絡みダリィやつらが集まるライングループあるからそっちで愚痴吐かない?」と誘われ喜んでグループに入るガス丸。

ガス丸、不良女、騎士(ヨコタ)、という三人で成り立っているグループで、騎士におだてられて陰キャラらしく「誰をどういう方法で殺したい」かを書きまくるガス丸。

 

その後、ガス丸の陰キャラ投稿がスクショで撮られて流出。真っ先に騎士を疑い、隣のクラスにいるというヨコタを探して殴り込みに行くも「アンタ誰?」と馬鹿にされる始末。

よくよくクラスラインのログを遡ってみると最初に「ガス丸うざくない?」と発言した人物が、不良少女だったということに気付く。

 

不良少女に「なんでスクショばら撒くんや!」と問い詰めるガス丸。不良少女が「ワイちゃうで。ワイじゃなかったらヨコタや」と弁明するも「嘘をつくな、ヨコタなんておらんかったで」と一蹴。

地獄少女に頼んで地獄に流してもらったとさ。

 

最後にヨコタが苗字ではなく名前だったという描写があって終わり。

 

 

 

 

総評

よくあるイジメ話だけど、何か浅い。クラス全員から総叩きに遭っているくせに、元気に登校する鋼の精神を持つガス丸。そんな奴が悪口スクショがバラされたくらいで地獄送りにするかという疑問。

そしてイジメられているくせにクラスに、クラスグループに入れているという謎。今までのイジメ回はもっと被害者に同情出来たり、「まあ確かにコイツだけは自分が地獄送りになってでも、殺したいよな」と共感出来る内容だったりするんだけど、今回は全く共感も同情も出来ない。

 

地獄送りのシーンは、地獄少女の中でも一番の見所なんだけれども今回は結構エグかった。ギャグ度がかなり高かったけど、スマートフォンと化した不良少女が、少しずつ臓器を抜かれていくというもの。絵面はギャグだけど冷静に考えるとエグイ。でもこのノリは三鼎のアレを想像しちまいました…(恐怖)

 

久々だからか、流石に何年も経っているからか、閻魔あいの声が何かおばさんっぽくなっていてショックだった。声優である能登麻美子の年齢を考えれば当然と言えば当然なのかもしれないけど…。

それでもどこぞの新人声優いチェンジされるよりはマシか。

 

不満もあるけど、待ちに待った続編だし一応は完走するつもりです。

基本的には一話完結なので地獄少女を知らない人も、ぜひ一度観て欲しい。