ふじさきゆうやのブログ

陰キャオタクがとにかく好き勝手言いまくります。TwitterID→@KKEalter

自己紹介などで使える偽装趣味を紹介する。

 

 

俺のような隠れオタクにとって『趣味』の話題というものは非常に面倒臭い。

そもそも自分のことをベラベラと話したくもないし、趣味を通して周りの人間と仲良くなりたいとも思わないので出来ることなら話題として振られたくない。

しかしだからといって「趣味はないです」なんてのも冷めた人間という印象を与えるし、今後の最低限の人間関係を築くためのスタートとしては悪手に思う。

 

 

 

 

 

 

 

日本では、趣味に結果を求められる風潮もあり、これが趣味や!!と紹介したくない人間は多いはずだ。

「それって趣味って言えるん?」なんてアホなことをぬかすヤツもいるくらいだしね。

そもそも趣味なんてものは、達者でなくてもいいものだってのにどうかしているぜ。

 

 

オタクを公言している人であれば『アニメ鑑賞』や『漫画』『ゲーム』などで趣味の話題を乗り切ることも可能なのだろう。

ゲームは上手い下手があるが、漫画やアニメに関してはそんな概念がないから安全に切り抜けられる。

しかし、自分はオタクを公言していないし、寧ろオタクという事実は隠したいので、それらをネタにして乗り切ることも出来ない。

 そもそも、互いによく知らない状況でいきなりオタクCO(カミングアウト)するのは危険だ。

人狼ゲームだったら一番に殺されているぞ。

 

 

 

だから俺も絵を描くのは好きだけど、間違っても人前でそれが趣味ですとは言わない。だっていかにもオタク臭いし、「何の絵を描いているの?」とか「絵を見せて」といったレスポンスが来たらどうする?非常に面倒くさい。

よって、『絵を描く』なんてのは事実でも趣味として答えるには相応しくない。

 

 

『音楽鑑賞』は無難な趣味だし、俺も音楽聴くのは本当に好きだけど、そこでマジレスして「Aphex TwinやSkrillexが好き」なんて言ってもまずウケない。寧ろ、「洋楽聴いているイキリオタクじゃん」と思われる可能性大だ。

「ノリアキや電気グルーヴ、group inouが好きだよ」といっても知らない人間の方が多いから、「それは何?」と質問されるに違いない。仮に説明しても「へー、そうなんだ」と興味なさそうな態度されたら普通に腹が立つし。

Amazonプライムでクラシック聴くのにもハマっているけど、知識がそこまであるわけではないからこれもナシ。というか洋楽を超えたイキリオタクと思われそうだ。

 

 

『映画鑑賞』も好きだし、糞映画やホラー中心に映画はよく観ているから、そこそこ話を振られても大丈夫ではある。でも映画鑑賞自体があまりにも『趣味』として、使われすぎているから映画鑑賞が趣味っすとは中々言いづらい。

しかも、映画に興味のない一般人が想像する映画好きというのは、毎週映画館に足を運んでいるような評論家だ。

昨年なんて、君の名はとか、ゴジラ、ズートピアと豊作だった。普段映画を観に行かないような人でも映画館に通っていたレヴェル。

でも俺はそういうジャンルの映画は好きじゃないから観ていないんだよね。ナイトクローラーとかそういうのが好きなんだよな。

というか、そもそも外に出るのが怠いし。家でhuluとかAmazonプライムでゴロゴロしながら観てるタイプなんだよ。

だから映画鑑賞も趣味としては挙げられない。

まず映画鑑賞が趣味とか抜かした日には、君の名はゴジラ・ズートピアの話を振られて、答えられなきゃニワカのレッテルを貼られちまう。

 

あ、でもズートピアは観に行ったな。オタクの絶賛ツイートがメッチャ流れてきたのにムカついて、ボロクソに叩いてやろうと思って観に行ったんだった。

でも結構面白くて普通にほんの少しだけ泣いちまったんだよな。全く忌々しい映画だ。

 

 

 

『漫画』はオタク臭い趣味ではあるが、週刊少年ジャンプ作品を挙げばオタク臭さを多少は払拭出来る。ただ、「オススメの漫画を教えて」だとか「漫画を貸して」なんて言われると鬱陶しいし実際に言われたことがあるので封印した。

 

 

 

 

しかし、こうやって見ると俺の趣味は人前で紹介するのに向いていないことが分かるな。やはり、オタク隠しをしつつ上手くやっていきたいタイプのオタクは偽装趣味を持つべきだと思う。

 

 

そこで俺が考えた理想の偽装趣味の三つの条件、

  • ある程度の会話のキャッチボールが見込めるもの。
  • ツッコまれても嘘で上手く躱して対処出来そうなもの。
  • キモくなく、良い印象を与えそうなもの。

この三つを満たしたものが理想の偽装趣味と言えるだろう。

なぜこの三つが条件なのかを解説していく。

 

 

 

・ある程度の会話のキャッチボールが見込めるもの。

言い換えれば、相手の興味を惹きそうなもの。興味のある素振りをしやすそうなもの。

そもそも趣味の話自体が、お互いに何も知らない状況で自己紹介がてらに話すものだ。相手の興味を全く引けないような趣味は、人間関係を築くための一歩として相応しくない。

別に相手が本当にソレに興味があるかどうかなんてのは関係ない。形だけでも会話を繋げられそうであれば何でもいい。

個人的には会話のキャッチボール自体ノーセンキューなんだけどな。

 

 

・ツッコまれても嘘で上手く躱して対処出来そうなもの。

予想以上に相手が食いついてきた時に、上手く対処出来そうなものが望ましい。無駄にノリのいいやつとか、他人に興味津々な鬱陶しいやつとか、或いは本当にそれを趣味としている人間は積極的に突っ込んできたりするから要注意だ。

 

 

・キモくなく、良い印象を与えそうなもの。

キモくてもいいなら偽装趣味を持つ必要がない。これも重要な要素だ。

 

 

 

以上を踏まえたうえで、オススメの偽装趣味を紹介する。(記事のタイトルを回収するまでが長かったな)

 

 

 

ラーメン店巡り』。

正直な話、ラーメンとか全く好きじゃないけど、この食い物は男らしさがあるから人前で趣味として語っても恥ずかしくない。適当にTwitterのフォロワーのツイートを引用して、語ればそれっぽく見える。

しかも男女問わず人気の高いオススメのB級グルメで、割と食いついてくれる。

また、オススメの店教えてと言われた場合でも「何て名前だったけな・・・」と調べるふりをしながら、食べログで適当に評価の高い店を教えてやれば、適度なコミュニケーションを取りつつ相手も満足してくれる。

マジでラーメン好きなやつを引いたら、逆にオススメの店を教えてもらえばいい。

一緒に食いに行こうとか言い出すやつは死ぬほど面倒くさいから勘弁して欲しいけど。

 

 

 

インテリア集め』。

その場で特に語れることなんかないし、オススメ聞かれた際もナチュラルにAmazon開いて適当にランキングが高いヤツを紹介しておけばいいので楽。ボロが出そうなら、家でしっかりリサーチするフリをして、話を流すことが出来る。しかも、女受けがいい。

「家に遊びに行きたい」という反応が想定されるが、男は家具とか興味ないからそんなこと言わないし、女がそう言ってきたなら逆にチャンス出来ていいんじゃねーの?

まあ、どうしても嫌なら「親と暮らしてるから招待出来ないわ・・・ごめん」と言えば済むのもいい。相手も納得して引き下がってくれる。

 

 

 

 

 

 

皆も、偽装趣味を見つけて楽しくオタクライフをエンジョイしような。